不動産がいっぱいあるけど
不動産がいっぱいあるけど


 相続する財産の大半が不動産の場合

(満室の賃貸マンションを巡る争い)
 

 

 <事例>

  

 
  テキスト ボックス: 家族構成:父、長男、次男
 父の資産状況:自宅(時価3,000万円) 
賃貸マンション一棟(時価1億2,000万円)
駐車場(時価3,000万円) 
その他:賃貸マンションは満室で収益性がよく、駐車場は6割が空き。
長男:母亡きあとも家族(妻と子供2名)と父とで自宅に同居している。
次男:結婚後、東京にアパート住まい。

 


 


 


 


 


 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

  
 複数ある不動産の中から長男、次男それぞれが賃料収入がある賃貸マン

ションの相続を希望したため、遺産分割がまとまらず争いに発展。解決する

方法として以下の2つの方法を紹介します。

 

 

 

相続財産が土地や建物といった不動産のみの場合の遺産分割方法

換価分割(不動産を現金化する方法)


  不動産などを売却することで現金化し、分割しやすい財産(現金)に換えるこ

とで分割をする方法。


  財産の大半が不動産である場合には、どの不動産を相続するかによって時価

や賃料収入等で不公平が出やすくなります。賃貸マンション、駐車場を売却す

るなどして分割しやすい現金に換えるといった方法が考えられます。

 

メリット

公平に分配しやすい

 

デメリット

土地を手放さなければならない。また、売却による譲渡税が発生する

 

    
                      

 

共有分割


   個々の遺産を、複数の相続人で共有するという形で相続する分割方法

 
自宅(時価3,000万円)を長男が相続、駐車場(時価3,000万円)を次男が相続

し、賃貸マンション(時価12,000万円)を共有で相続する方法が考えられま

す。

 

メリット

土地を手放さなくてもよい

 

デメリット

土地の管理をめぐって、後でトラブルになることがある。また、その土地を売却・賃貸する場合には、相続人全員の合意が必要になる


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