相続する財産の大半が不動産の場合
(田舎の土地を巡る相続争い)
千葉の奥地にある田舎の土地のため草取り等の管理にも遠く毎
年固定資産税もかかってくるので長男、次男それぞれが田舎の土
地である田んぼ、畑を相続したくないと争いに発展。解決する方
法として以下の2つの方法を紹介します。
相続財産が土地や建物といった不動産のみの場合の遺産分割方法
換価分割(不動産を現金化する方法)
不動産などを売却することで現金化し、分割しやすい財産(現金)
に換えることで分割をする方法。
田舎の田んぼ、畑のため売却することは難しいかもしれませんが
分割しやすい現金に換えて分割するといった方法が考えられます。
メリット |
公平に分配しやすい |
デメリット |
土地を手放さなければならない。また、売却による譲渡税が発生する |
共有分割
個々の遺産を、複数の相続人で共有するという形で相続する分
割方法。
田舎の田んぼ、畑を長男と次男の共有で相続する方法が考えられ
ます。
※過去には固定資産税での割合で田舎の土地を相続したことも
メリット |
土地を手放さなくてもよい |
デメリット |
土地の管理をめぐって、後でトラブルになることがある。また、その土地を売却・賃貸する場合には、相続人全員の合意が必要になる |